人間が2本の脚で歩くようになり、男女の骨盤は大きく変化しました。
それに伴い、腰の悩みも多様化しました。体の土台、幹となる骨盤をほぐして柔軟性を上げて、土台を鍛えて解放しましょう。

体の土台となる骨盤の柔軟性が出たり、支える筋力を手に入れるとアナタ持っている症状を快方に向かわせる事ができます。
骨盤を解放して、症状を快方に向かうようにしましょう。

骨盤を解放させよう

骨盤を解放とはどういうことでしょうか?実際に離れるほど解放するわけではありません。

この骨盤を解放するというところで、着目するのは【仙腸関節】という関節です。コレはいわゆる骨盤の骨と尾てい骨に繋がる骨とを構成している関節です。
コチラの図は骨盤を前後から見た図で、骨盤周辺だけで5個の靱帯があります。これは骨盤内で終わっている靱帯に限ったもので股関節まで伸びている靱帯はカウントしていません。それらをカウントするとさらに多くの靱帯があります。

本来【靱帯】とは固定の役割を担っていますが、若干柔軟性を持っています。この若干の柔軟性も無くなっている状態は関節にかなり強い圧力が掛かる状態なので骨の関節面に強い負荷を掛けています。

骨盤の男女における構造の違い

二足歩行を始めたときから、骨盤は宿命的な負担を請け負うこととなりました。人、その祖先がまだ4本脚で歩いている時、この骨は脊柱と太ももの骨をつなぐ中継点なだけだったのですが、人間が立ち上がったことで、唯一地面に触れる脚の中継点としての機能と、その上の背骨を支える土台としての機能と、とても重要な役割を担う様になってしまいました。

コレにより、以前まではお腹から地面に向かい垂れ下がっていただけの内臓が、骨盤の上に乗っかる様になってしまいました。他の動物と比べると人間の骨盤は明らかに大きいです。また、男女でも構造に差があります。

男性の骨盤構造

男性の骨盤構造は主に運動性を高めるような構造になっています。

体の中心線から太ももの骨(=大腿骨)までの距離は女性に比べると短くなっています。コレは運動時における衝撃が少なくなるようになっており、動きやすい骨盤・股関節構造となっています。

また、男性は外性器であることと、胎児をお腹に入れておく必要が無いので、骨盤全体が小さく狭い状態になっています。それは、恥骨の下の角度も小さくなり、骨盤の羽のような部分(=腸骨)も閉じています。

骨盤を上から見ると、真ん中の開口部の空間はハート型で骨盤全体がコンパクトにできています。コレも運動性に優れている構造となっています。出産時にもこの開口部がハート型だと胎児の頭が通過しづらく出産や生育に支障を来すような形になっています。

女性の骨盤構造

女性の骨盤は、男性のそれとは対照的に運動性ではなく、一つの目標【出産】に最適化された状態に進化していきました。

この画像は実際に女性の骨盤に設定し直した状態です。注釈も書いていますが、実際に見比べてみると明らかな性差があります。
女性の骨盤は運動性は意識されず、胎児を納めるスペースや出産時にスムーズな動きができるようになっているからです。また、骨盤の上の開口部は男性が「ハート型」なのに対し女性は「丸形」となっています。

根本的に男性に比べて骨盤自体が横に広がっていますので、その分太ももの骨(=大腿骨)が外に来ますので、恥骨からの距離が遠くなります。
このため男性にはやりづらく、女性にはやりやすい動きの典型が足を組む動き。一度組む程度は男女差は無いのですが、女性は一回組んだ後にさらにもう一度組むことができる人が多いです↓↓↓

このように2回足が組めるのは骨盤が外に広がっており、足と足と最初の交差角度が鈍角になる女性特有(男性でもできる人はいます)の動きと言えます。

骨盤周辺の靱帯

骨盤は構造の進化に伴い、より大きな負担を請け負う事になりました。そのため、骨盤の構造は他の骨とは違ってきています。

骨盤は主に仙腸関節がメインなっているのですが、多くの骨は関節をまたいで、筋肉によって繋がっています。しかし仙腸関節は、靱帯によって繋がりをたもたれています。

固くて強い靱帯はそれほど伸縮性がありません。そのため仙腸関節はほんの数ミリ動く程度です。しかし、ほんの数ミリ動くと言ってもコレが実は重要です。

例えば右足を一歩前に出すとき、右の骨盤も同時に前に出るのですが、このときに仙腸関節が若干動きを発動したわむことで運動によって生じている衝撃を軽減しています。

女性の骨盤は男性よりも開いているため、大腿骨までの距離が男性に比べるt襲う大敵に長いです。と言う事は足を振りだしたときに、より大きな遠心力が掛かるような形になります。

この遠心力が強くなることにより、仙腸関節の靱帯が疲弊し弛みやすく骨盤自体も歪みやすい様な構造になります。大して、男性は距離が短いので女性ほど疲弊しにくい構造となっています。

骨盤矯正は女性にお勧め

遠心力の関係で女性の方が骨盤(=仙腸関節)に負担は掛かりやすい構造です。そのため、女性の方が「骨盤が歪んでいるきがする」という感覚を覚えやすいです。単純に女性の方が自分の体に対しての感受性が豊かであると言う事もありますが、元々構造的に女性の方が骨盤の歪みがでやすい。ということは覚えておいていいでしょう。

また、この仙腸関節を固めている【仙腸靱帯】に限らず靱帯全般は『生理時ホルモンの影響で弛みやすい』という特徴があります。女性ホルモンのリラキシンによって靱帯が伸びると言われています。

しかしこれは、女性における一大イベント【出産】において必要不可欠な反射です。コレにより靱帯が弛み骨盤がさらに広がる事により胎児の通過をスムーズにしています。

また、出産時にはホルモンで弛みますがそのキャパシティ以上の張力が胎児の通過時に掛かります。このときは、ホルモンの影響で人体が弛むだけで無く靱帯自体に損傷が起こってしまいます。そのため産後お尻が大きくなったり、恥骨が痛くなったり、尾骨が痛くなったり色々と影響が出てきます。

ちなみに靱帯には通過している血管が少ない。というのが特徴になります。そのため修復に時間が掛かります。産後靱帯の修復に時間を掛けている間に広がった状態で固まってしまい、産前のズボンが入らなくなってしまうという結果が待っています。

からだの不調のカギは骨盤にあり

仙腸関節にある靱帯が緩むことで、骨盤が歪むことは、ここまで説明した通りです。そして、この歪みに大きく関与しているもう一つの要因があります。それが筋肉です。

仙腸関節に近いところには大臀筋という大きな筋肉や、股関節の動きに大きく関わる中臀筋など重要な筋肉が多数存在します。これらの緊張も骨盤の動きを制限するような形になってしまい動きを悪くし、何かの動きの度に疲労を与えてしまいます。

骨盤を前に倒すために働く筋肉と、後ろに倒すために働く筋肉がそれぞれ別個に動いています。そして、姿勢を正すと言う事はこの前後の筋肉の力が均衡に保たれている状態で直立することができます。

どちらかの筋肉が大きな力をだしてバランスを崩していれば当然力の強い側に傾く形になります。ほとんどの人はこの筋肉が正しく力を発揮できていない状態がほとんどです。

骨盤の左右差、前後傾、性差の悩みを解消

利き手があったり、利き足があったり、自分が動かしやすい側、筋肉が強くなる傾向にあります。体の重心も立ったときに右に重心が来るか、左に重心が来るかでも筋力は大きく変わってきてしまいます。

つまり左右非対称の動作やアンバランスなカラダの状態によって骨盤は歪んでしまいます。そして、人の日常はこのようになる機会がとても多いのが現実です。

代表的なのが女性のハイヒールですが、実際はそれだけではなく男性も靴の減り具合が傾きに影響が出てきますし、持ち物でノートパソコンなどを持ち歩いて左右にかかる重さの負荷が変わっていれば当然それも影響していきます。

また、アナタがスマートフォンでコレを見ていたら、どちらの手で見ている事が多いでしょうか?スマートフォン程度の重さではほとんど重さとしての影響は少ないですが、アナタが持っている側のウデは肩から前に出てきている傾向にあります。

その方が顔の前に携帯を持ってきやすいです。逆に反対の手では若干顔の前にもっていきづらいと無意識に感じてしまうのでいつも同じ側で携帯を持つことが多くなります。

まとめ

男性女性によく起きる骨盤周りの悩みを解消するためストレッチをしたり、運動をしたり、ヨガをしたり色々やることと思います。一時的に納屋委が解消されると思いますが、その後、また悪い姿勢を続ければ元の状態に戻ってしまう。

本当に自分がどのような姿勢で、何故そうなっているのかを理解することと、自分で正しいと思っている姿勢が本当にあっているのか。など確認する必要があります。

先日も『自分で思う最大限姿勢が良い状態で立って下さい』とお伝えした姿勢が完全に後ろ重心で、強いそり腰になっている人がいました。その方は慢性的に腰が痛い状態で、姿勢が悪いから正そうと常に意識していたのに…。と言っていました。

自分が正しいと思っていた姿勢が、実は腰を痛めるような姿勢を取っていた。このようなことは良くあります。しっかりと頭の先から、足元まで全てのカラダのバランスを考えた重心を考えて、骨盤矯正や調整・整体をしっかり行う必要があります。

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